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ELCUTサーモプロテクタ ETR 使用上の注意要約

1. 定格

 

2. ETR取り付け設計上の注意

(1) 激しい振動にさらされる場所や振動が継続する場所には取り付けないでください。

(2) 含浸液や洗浄液を使用する場合,ETRのマーキングや性能に影響が無いかどうかを試作品や初期生産品にて確認した上で実施願います。

 

3. ETR取り扱い上の注意

(1) リード端子を曲げ加工する場合には、曲げる部分とETR間のリード端子を保持してETRから3mm以上離れた部分をゆっくりと曲げて下さい。また、ETRが温かい時には絶対に曲げ加工をしないで下さい。

 

4. 取り付け作業上の注意

(1) ETRをスポット溶接で取り付ける場合,溶接条件によっては,動作,またはヒューズ部の損傷を生じる事がありますので,スポット溶接条件の確認試験を行ってください。

(2) はんだ付けによる取り付けは,動作やヒューズ部損傷を生じさせる可能性が極めて高い為,お勧めできません。

(3) 取り付け後にETRから内容物がにじみ出ている場合には,たとえETRの抵抗値に問題が無くてもETRを新品と交換してください。

(4) スポット溶接で取り付ける際には,溶接部の電気抵抗をローオームメータで測定し,電気抵抗が小さい良好な溶接状態である事を確認してください。電気抵抗が大きいと,その発熱に起因する誤動作や,ETRの温度が最高使用温度を越えたりする原因となりますのでご注意ください。また,溶接部が十分な機械的強度を持っているかどうかを抜き取り検査にて確認してください。

 

5. 動作したETRの修理,交換に関する注意

(1) ETRは修理できません。また,サイズが小さく,交換されるように意図されていません。

(2) 異常加熱により機器の絶縁材料が劣化していることが懸念されるため,ETRを交換して機器を再利用することはお勧め出来ません。動作したETRを交換する場合は,自らリスクを負うことを条件に,以下の用件を満たした上で交換願います。

(a) 同じメーカー,同じ品番のサーモプロテクタと交換する。

(b) 完全に同じ方法で取り付ける。

(c) ETRが動作した原因が完全に排除されている。

(d) ETRを取り付ける機器の絶縁特性及び,その他の安全性能が劣化していない。

 

6. トラッキング指数

お問合せ願います。

 

7. 遮断電流値 (Ib)

遮断電流値 (Ib)は定格電流の1.5倍です。

 

8. 過負荷過渡電流値 (Ip)

過負荷過渡電流値 (Ip)は定格電流の15倍です。

 

9. 詳しくは「ELCUT サーモプロテクタ ETR型の取扱上の注意」をご参照下さい。

内橋エステック株式会社

2020-01